【2026年版】iPhoneの低速充電を解除するには?原因と普通に戻す7つの対処法

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iPhoneに「低速充電」と表示されたり、充電しているのにバッテリー残量がなかなか増えなかったりすると、「故障したのでは?」と不安になる方もいるでしょう。

iPhoneの低速充電は、解除用のスイッチを切り替えるものではありません。出力の高い充電器に替える、パソコンや車のUSBポートを避ける、本体を冷ますなど、充電を遅くしている原因を取り除くことで普通の充電に戻せます。

主な原因は、充電器の出力不足、ケーブルや充電口の接触不良、本体の発熱、充電中のゲームや動画視聴です。一方、80%付近で充電が止まる場合は、「バッテリー充電の最適化」や充電上限が働いているだけで、故障ではないこともあります。

この記事では、iPhoneが低速充電になる理由、低速充電を解除して普通に戻す方法、充電が進まない場合の対処法、修理を検討すべき症状をわかりやすく解説します。

低速充電を解除するために、まず試すこと

  1. 20W以上を目安に、機種に合うUSB-C電源アダプタを使う
  2. パソコンやUSBハブを避け、壁のコンセントへ直接つなぐ
  3. 正常な別のケーブルと充電器で試す
  4. 充電中のゲームや動画をやめ、画面をロックする
  5. 本体が熱い場合は、涼しい場所で自然に冷ます
  6. 充電上限や「バッテリー充電の最適化」を確認する
  7. 改善しなければ、バッテリーや充電口の点検を受ける

iPhoneの低速充電の解除や充電についてお困りの際に、参考にしてみてください。

iPhoneの「低速充電」とは?なぜ表示されるのか

「低速充電」は、現在よりワット数の高い充電器を使えば、充電速度が改善する可能性があることを知らせる表示です。低速ではあるものの充電自体は行われており、iPhoneや充電器の故障を直接示す警告ではありません。

iOS 18以降では、ロック画面や「設定」アプリのバッテリー画面に「低速充電」と表示される場合があります。iOS 26では、80%まで、または80%を超えている場合は100%か設定中の充電上限までにかかる推定時間も確認できます。

低速充電の表示を確認する方法

  1. 【1】「設定」アプリを開く
  2. 【2】「バッテリー」をタップする
  3. 【3】「低速充電」「充電保留中」などの表示を確認する
  4. 【4】表示されている場合は、情報ボタンをタップして詳細を確認する

iOS 26では、接続中の充電器を認識していても充電できていない場合に、「Incompatible Charger(対応していない充電器)」と表示されることもあります。この表示は、速度が遅いだけの「低速充電」とは異なります。

表示・状態 主な意味 最初に行うこと
低速充電 より高出力の充電器で速くできる可能性がある 充電器のW数と給電元を見直す
充電保留中 高温・低温などにより一時的に充電が止まっている 適温の場所へ移し、自然に温度が戻るのを待つ
Incompatible Charger 充電器を認識しているが充電できていない 接続し直し、別のケーブルや充電器を試す
80~95%付近で停止 充電上限やバッテリー保護機能が働いている可能性がある 「設定」から充電オプションを確認する

低速充電になりやすい充電環境

Appleは、7.5W以下の有線充電器や10W未満のワイヤレス充電器では、充電に予想以上の時間がかかる場合があると案内しています。次の環境では特に低速になりやすいため注意しましょう。

  • 古い5W充電器など、出力が低い電源アダプタ
  • パソコン、キーボード、ディスプレイのUSBポート
  • USBハブや車内のUSBポート
  • 複数の機器を同時につないだ多ポート充電器
  • 10W未満のQiワイヤレス充電器
  • 出力や規格がiPhoneに合っていないモバイルバッテリー

なお、iPhone 15以降をUSB-A充電器につないだ場合、有線充電は最大7.5Wになります。また、ワイヤレス充電中にUSB-CやLightningの有線アクセサリを接続すると、充電が7.5Wに制限されます。

iPhoneの充電が低速になる主な原因

iPhoneが低速充電になる原因は、充電器だけとは限りません。突然遅くなった場合は、アクセサリ、給電元、本体温度、使用状況、充電口の順に確認すると原因を絞り込みやすくなります。

充電器の出力が不足している

古い小出力の電源アダプタやパソコンのUSBポートでは、iPhoneが高速充電に対応していても十分な電力を供給できません。多ポート充電器も、ほかの機器を同時に充電すると各ポートへの出力が下がる場合があります。

ケーブルが劣化・断線している

ケーブルの根元の傷みや内部断線、端子の汚れなどにより、電力供給が不安定になることがあります。角度を変えると充電できる、接続が頻繁に切れる、別のケーブルでは速くなる場合は、ケーブルの不具合が疑われます。

本体が高温または低温になっている

iPhoneはバッテリーを保護するため、極端な温度では充電速度を落としたり、充電を一時的に保留したりします。炎天下の車内、直射日光が当たる場所、冬の屋外などでは充電が遅くなることがあります。

充電しながら電力を多く消費している

ゲーム、動画配信、カメラ、ナビ、ビデオ通話、テザリングなどを充電中に使うと、充電と同時に多くの電力を消費します。発熱も大きくなるため、「充電マークは出るのに残量が増えない」という状態になりやすくなります。

ワイヤレス充電の位置ずれやケースが影響している

ワイヤレス充電器の中央からiPhoneがずれていると、充電効率が下がって発熱しやすくなります。厚いケース、金属製パーツ、ケース内のカードなどが充電を妨げることもあります。

充電口に異物・水分・故障がある

USB-CコネクタやLightningコネクタにホコリや糸くずが詰まると、ケーブルを奥まで挿せず、接触不良が起こります。水濡れ、腐食、端子の変形がある場合は、充電が遅いだけでなく、接続が途切れたり充電できなくなったりすることもあります。

バッテリーが劣化している

「低速充電」の表示は主に充電環境を示すもので、表示だけではバッテリー劣化と断定できません。ただし、充電の遅さに加えて電池の減りが早い、突然電源が落ちる、発熱しやすいといった症状がある場合は、バッテリーの劣化も確認しましょう。

iPhoneの低速充電を解除して普通に戻す7つの方法

iPhoneに低速充電を解除する専用設定はありません。次の7つを順番に試し、充電速度を下げている原因を取り除きましょう。複数の対処を同時に行わず、ひとつずつ試すと原因を特定しやすくなります。

1.機種に合う高出力の充電器を使う

まず、電源アダプタに記載された「W(ワット)」を確認します。一般的な目安として20W以上のUSB-C電源アダプタを選ぶと、多くのiPhoneで高速充電を利用できます。ただし、最新機種で最短の充電時間を求める場合は、より高い出力や対応規格が必要です。

モデル 高速充電に使う充電器の目安 Apple公表の充電時間
iPhone 8~iPhone 11、iPhone SE(第2世代) 18W以上のUSB-C電源アダプタ、またはUSB PD対応品 約30分で最大50%
iPhone 12~iPhone 16、iPhone SE(第3世代)、iPhone 16e、iPhone 17e、iPhone Air 20W以上のUSB-C電源アダプタを目安にする 対応機種では約30分で最大50%
iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max 最短時間を求める場合は40W以上 約20分で最大50%
iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max 対応する40Wダイナミック電源アダプタなど 約15分で最大50%

表の時間は、Appleが所定の条件でバッテリーを消耗した端末を使って測定した目安です。実際の充電時間は、バッテリー残量、温度、使用状況、ケーブル、設定によって変わります。iPhone 15以降はUSB-Cケーブル、iPhone 14以前はUSB-C – Lightningケーブルを使用します。

2.壁のコンセントへ直接接続する

パソコン、車載USB、USBハブを経由せず、USB-C電源アダプタを壁のコンセントへ直接つなぎます。多ポート充電器を使っている場合は、ほかの機器を外してiPhoneだけを充電してください。

3.別の充電器とケーブルで試す

正常に使える別の充電器とケーブルへ両方とも交換し、15~30分ほど画面を消して充電します。これで改善すれば、元の充電器またはケーブルが原因である可能性が高いでしょう。破損、変形、異常な発熱があるアクセサリは使用を中止してください。

4.充電中の操作をやめて本体を冷ます

ゲームや動画などを終了し、画面をロックします。本体が熱いときは充電をいったん外し、ケースを外して、直射日光の当たらない涼しい場所で自然に冷ましましょう。冷蔵庫、保冷剤、冷風を直接当てるなどの急冷は、結露や故障の原因になるため避けてください。

5.ワイヤレス充電の置き方を見直す

MagSafeまたはQi2対応充電器を使い、iPhoneを中央へ正しく置きます。有線アクセサリ、厚いケース、金属製パーツ、カード類は外してください。充電速度を最優先する場合は、対応するUSB-C電源アダプタによる有線充電が確実です。

6.充電口を確認する

ケーブルを外し、充電口にホコリ、糸くず、水分、腐食、変形がないか明るい場所で確認します。金属製のピンや針、液体、圧縮空気を使って掃除すると端子を傷つけるおそれがあります。異物を安全に取り除けない場合は、無理に触らず修理店へ相談してください。

7.iPhoneを再起動し、iOSを更新する

アクセサリや温度に問題が見当たらない場合は、iPhoneを再起動します。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、利用できるiOSアップデートも確認しましょう。再起動後も新しい充電器とケーブルで改善しない場合は、本体側の点検が必要です。

iPhoneが80%で止まる・充電保留中になる場合

80%付近で充電が遅くなったり止まったりする場合は、出力不足ではなく、バッテリーを守る機能や本体温度が関係している可能性があります。低速充電とは原因と対処が異なるため、表示と設定を確認しましょう。

「バッテリー充電の最適化」が働いている

「バッテリー充電の最適化」は、iPhoneが日々の充電傾向を学習し、長時間充電器につながると予測したときに80%を超える充電を遅らせる機能です。すぐに満充電にしたい場合は、ロック画面の通知を長押しして「今すぐ充電」をタップできます。

iPhone 15以降で充電上限が設定されている

iPhone 15以降では、「設定」→「バッテリー」→「充電」から、充電上限を80~100%の範囲で5%刻みに設定できます。設定した数値付近で止まるのは正常な動作です。100%まで充電したいときは、充電上限を変更してください。

充電上限を100%未満に設定していても、残量推定の精度を維持するため、ときどき100%まで充電されることがあります。これも故障ではありません。

本体温度により充電が保留されている

本体が高温または低温になると、「充電保留中」と表示され、充電が一時停止する場合があります。適温の場所へ移し、本体が通常の温度へ戻るのを待ちましょう。温度が原因の場合は、設定を変更しなくても自動的に充電が再開されます。

充電が遅いだけでなく、ほとんど進まないときの対処法

残量がほとんど増えない、充電マークが出ない、接続が何度も切れる場合は、単なる低速充電ではない可能性があります。次の手順で給電元と本体のどちらに原因があるかを切り分けましょう。

  1. 【1】別の壁コンセントへ直接つなぐ
  2. 【2】破損のない別の充電器とケーブルを使う
  3. 【3】充電口に異物や水分がないか確認する
  4. 【4】30分間充電してからiPhoneを再起動する
  5. 【5】さらに30分充電して反応を確認する

液体検出の警告が出たら有線充電を中止する

「Lightningコネクタで液体が検出されました」「USB-Cコネクタで液体が検出されました」などの警告が出た場合は、すぐにケーブルを外してください。コネクタを下向きにしてiPhoneを手のひらへ軽く当て、風通しのよい乾燥した場所に置きます。

少なくとも30分後に再接続し、警告が続く場合は最長24時間ほど自然乾燥させます。外部熱源、圧縮空気、綿棒、紙、米の袋などへ入れて乾かす方法は避けましょう。背面が乾いていれば、対応するワイヤレス充電器を利用できる場合があります。

初期化は低速充電の基本的な対処ではない

充電器、ケーブル、温度、充電口、本体の再起動を確認する前に、iPhoneを初期化する必要はありません。初期化はデータへの影響が大きく、物理的な接触不良やバッテリー劣化も改善できないため、安易に行わないようにしましょう。

バッテリー交換や充電口の修理を検討する目安

出力の十分な充電器と正常なケーブルを壁のコンセントへ直接つないでも改善しない場合は、バッテリーや充電口など、iPhone本体に不具合がある可能性があります。症状に応じて点検や修理を検討しましょう。

バッテリー交換を検討したい症状

  • 「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」に修理を促す表示がある
  • 最大容量が80%前後まで低下し、電池持ちも悪くなった
  • 残量があるのに突然電源が落ちる
  • バッテリー残量が急激に増減する
  • 充電中や使用中に以前より発熱しやすい

最大容量だけで交換の必要性が決まるわけではありません。ただし、最大容量の低下と電池持ちの悪化、突然のシャットダウンなどが重なっている場合は、バッテリー交換で改善する可能性があります。

iPhoneのバッテリー交換費用・時間の目安はこちら

充電口の点検・修理を検討したい症状

  • ケーブルを特定の角度にしないと充電できない
  • 少し動かすだけで接続が切れる
  • ケーブルが緩い、または奥まで入らない
  • 複数の充電器とケーブルを試しても改善しない
  • ワイヤレスでは充電できるが、有線では充電できない
  • パソコンとの接続やデータ通信も不安定になった

充電コネクタ交換修理の費用・時間の目安はこちら

すぐに充電と使用を中止したい症状

  • バッテリーが膨張し、画面や背面が浮いている
  • 触れ続けられないほど異常に熱くなる
  • 異臭、煙、変色、焦げ、溶けが見られる
  • 水濡れや強い衝撃のあとから充電できなくなった

このような状態で充電や使用を続けると危険です。充電器から外し、膨らんだ部分を押したり、自分で分解したりせず、できるだけ早く専門業者へ相談してください。

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iPhoneの低速充電に関するよくある質問

ここでは、「低速充電を普通に戻すにはどうすればよいか」「低速充電のまま使っても大丈夫か」など、よくある疑問に回答します。

Q. iPhoneの低速充電は設定で解除できますか?

低速充電を解除する専用スイッチはありません。出力の高い充電器を使う、壁のコンセントへ直接つなぐ、本体を冷ます、充電中の操作をやめるなど、原因を取り除くと表示が消える可能性があります。

Q. 低速充電を普通に戻すには、最初に何をすればよいですか?

まず、機種に合うUSB-C電源アダプタと正常なケーブルを壁のコンセントへ直接つなぎ、画面を消して15~30分充電してください。これで改善すれば、元の給電元、充電器、ケーブル、使用中の負荷のいずれかが原因と考えられます。

Q. 「低速充電」と表示されたまま使っても大丈夫ですか?

出力が低いだけで正常に充電できている場合は、直ちに故障するという意味ではありません。ただし、接続が切れる、異常に熱い、ケーブルや端子が変形している場合は使用を中止してください。

Q. 急に低速充電になったのは故障ですか?

必ずしも故障ではありません。多ポート充電器へ別の機器を追加した、本体が熱くなった、ケーブルが傷んだ、充電口にホコリが詰まったなど、使用環境の変化でも急に遅くなります。

Q. 80%から充電が進まないのはなぜですか?

「バッテリー充電の最適化」、iPhone 15以降の充電上限、本体温度による保護機能が主な原因です。「設定」→「バッテリー」で、充電設定と「充電保留中」の表示を確認してください。

Q. 低電力モードにすると充電は速くなりますか?

バックグラウンド処理などの消費電力が抑えられるため、充電中の残量が増えやすくなる場合があります。ただし、充電器の出力不足、接触不良、発熱などの根本原因は解消できません。

Q. ワイヤレス充電が遅いのは異常ですか?

必ずしも異常ではありません。10W未満のQi充電器、位置ずれ、厚いケース、有線アクセサリの接続、発熱などで遅くなります。速さを重視する場合は、対応するMagSafe・Qi2充電器か有線充電を利用しましょう。

Q. 高出力の充電器を使うとバッテリーに悪いですか?

USB Power Deliveryなど適切な規格に対応した充電器であれば、iPhone側が受け取る電力を制御します。ただし、破損した製品や品質を確認できない充電器は避け、充電中の異常な発熱があれば使用を中止してください。

まとめ|低速充電は充電器・ケーブル・熱の順に確認する

iPhoneの「低速充電」は、より高出力の充電器へ変更すれば充電速度を改善できる可能性があることを知らせる表示です。解除用の設定はないため、機種に合うUSB-C電源アダプタを使う、壁のコンセントへ直接つなぐ、正常なケーブルへ替える、本体を冷ますという順で確認しましょう。

80%付近で止まる場合は、バッテリー充電の最適化や充電上限、温度による保護機能も確認してください。一方、複数の充電器とケーブルで試しても改善しない、角度によって充電が途切れる、電池の減りや発熱も悪化している場合は、バッテリーまたは充電口の点検をおすすめします。

iPhoneの充電不具合でお困りの際は、お気軽にアイサポへご相談ください。

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その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・バッテリーがすぐ切れる
・電源がいきなり落ちる
・充電してもすぐにバッテリーが切れる
・バッテリーの充電が遅い
・バッテリーが膨張している
・バッテリーが発熱している

充電コネクタ交換修理について

その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。

・充電が出来ない
・角度を変えないと充電できない
・データ転送(画像・音楽・動画・ドキュメント等)ができない
・充電ランプが点灯しない
・周辺機器が認識されない
・イヤフォンが聴こえない
・ヘッドセット・イヤフォンマイクでの通話が出来ない

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