iPhone盗難時の対処法|電源を切られたら?警察への届け出も解説

iPhone修理サービス比較

iPhoneを盗まれたら、できるだけ早く「探す」で紛失モードを有効にし、回線の利用停止と警察への届け出を進めましょう。電源を切られていても、機種や事前の設定によっては位置を確認できる場合があります。

この記事では、iPhoneの盗難時にするべき操作を、優先順位に沿って解説します。「警察は動いてくれる?」「オフラインでも探せる?」「データを消去したほうがよい?」という疑問や、盗難後の偽SMSへの対策も確認できます。

※2026年10月8日時点のApple公式情報などに基づいています。画面の表示や操作は、iOSのバージョンや利用する端末によって異なる場合があります。

iPhoneを盗まれたら最初にすること

まずは遠隔でiPhoneをロックし、第三者による利用を制限します。そのうえで位置情報を記録し、通信事業者や警察への連絡を進めてください。盗難直後で身の危険がある場合など、緊急時は110番への通報を優先します。

優先する対応 すること
紛失モードを有効にする 「探す」で盗まれたiPhoneを選び、遠隔でロックする。
位置情報を保存する 地図と位置情報の確認時刻をスクリーンショットなどで残す。
回線を止める 契約している通信事業者に、紛失・盗難による利用停止を申し込む。
警察に届け出る 盗難が疑われる場合は被害状況を伝え、被害届について相談する。
アカウントを確認する Apple Accountやメール、決済サービスに不審な変更・利用がないか確認する。

「紛失としてマーク」でiPhoneをロックする

パソコンや別のスマートフォンから、次の手順で操作できます。

  1. 【1】iCloud.com/find(https://www.icloud.com/find/)にアクセスする。
  2. 【2】盗まれたiPhoneで使っているApple Accountでサインインする。
  3. 【3】デバイスの一覧から、対象のiPhoneを選ぶ。
  4. 【4】「紛失としてマーク」を選び、画面の案内に従って有効にする。

iCloud.com/findの利用には、2ファクタ認証の確認コードは必要ありません。コードの入力画面が出た場合は、「デバイスを探す」を選択してください。家族や知人の端末を借りた場合は、操作後にサインアウトしましょう。

紛失モードが有効になると、iPhoneはパスコードでロックされ、Apple Payの決済カードやパスは使用停止になります。盗難デバイスの保護がオンでも、紛失モードにする操作は必要です。

盗まれた場合は、紛失モードの画面に電話番号などの連絡先を表示しないでください。Appleは、窃盗犯が連絡先を詐欺に悪用する可能性があるため、盗難時は連絡先情報を含めないよう案内しています。置き忘れなどで、拾った人からの連絡を待つ場合とは対応が異なります。

盗まれたiPhoneの電源を切られたら?オフライン時の探し方

「オフライン」と表示されても、すぐに探すことを諦める必要はありません。ただし、確認できる位置情報や遠隔操作の状態は、機種・設定・バッテリー残量などによって変わります。

対応機種では電源オフ後も位置を確認できる場合がある

対応するiPhoneで、盗難前から「探す」ネットワークをオンにしていた場合、電源をオフにしてから最大24時間、探せる場合があります。周囲のApple製デバイスを通じて位置が検知される仕組みのため、必ず位置が更新されるわけではありません。

ブラウザで位置が出ない場合は、同じApple Accountでサインイン済みの別のiPhone・iPad・Macの「探す」アプリでも確認しましょう。Web版とアプリでは、オフライン時の位置情報の表示条件が異なります。

最後に確認された位置と更新時刻を確認する

現在地を取得できなくても、「探す」アプリに最後に確認された位置が表示されることがあります。表示された場所が、今もiPhoneのある場所とは限りません。位置情報の更新時刻も一緒に確認し、警察に伝えるために保存してください。

端末がオフラインの間は、紛失モードの設定が保留になる場合があります。操作後は有効になったか確認し、位置が出ない場合も回線停止や警察への届け出を進めましょう。

iPhoneの盗難で警察は動く?被害届と相談の進め方

盗難が疑われる場合は、警察署や交番で被害状況を説明し、被害届について相談してください。位置情報が表示されたとしても、必ず現場で回収してもらえるとは限りません。判断に役立つ情報をそろえて伝えることが大切です。

盗難は被害届、落とした場合は遺失届を相談する

盗まれた状況がある場合は被害届、落とした・置き忘れた場合は遺失届が基本です。どちらかわからないときは、「最後に使った場所」「なくなった経緯」など、わかっている事実を警察に伝えましょう。

ひったくりなど被害直後の緊急時は110番へ。緊急性のない相談は、最寄りの警察署・交番や警察相談専用電話「#9110」を利用できます。駅や店舗でなくした可能性がある場合は、その施設にも問い合わせてください。

警察に伝える情報をまとめる

  • 盗難に気づいた日時・場所と、最後にiPhoneを使った状況
  • 機種名、色、ケースなどの外観の特徴
  • 電話番号、わかる場合はシリアル番号やIMEI
  • 「探す」の地図画面と、位置情報が確認された時刻
  • 目撃した内容や、盗難後に届いた不審なメッセージ

シリアル番号やIMEIは、購入時の箱や、Apple Accountの管理ページ(https://account.apple.com/)のデバイス情報から確認できます。届け出後は受理番号や担当の警察署を控えておくと、問い合わせや補償の手続きを進めやすくなります。

位置がわかっても自分で取り返しに行かない

知らない住所や建物に表示されても、自分で訪ねたり、相手を追いかけたりしないでください。地図にはおおよその位置が表示されるため、特定の部屋や人物を断定できるとは限りません。位置の変化を記録し、警察に共有しましょう。

盗難か置き忘れかわからず、立ち寄り先の確認から進めたい場合は、紛失時の対処法も参考にしてください。

回線停止とApple Accountの保護を進める

iPhoneのロックに加えて、電話回線やアカウントの不正利用にも備えます。パスコードを見られた可能性がある場合や、不審なログイン通知が届いた場合は、アカウントの確認を急ぎましょう。

通信事業者にSIM・eSIMの利用停止を申し込む

契約している通信事業者の紛失・盗難窓口から、回線の利用停止を申し込みます。複数の回線を使っている場合は、それぞれの契約先に連絡してください。

回線停止だけでは、端末内のデータ閲覧やWi-Fi経由のアプリ利用まで防げるとは限りません。紛失モードやアカウントの保護も必要です。不審な決済がある場合は、カード会社や決済サービスにも連絡しましょう。

「探す」がオフだった場合はパスワードを変更する

盗難前に「探す」を有効にしていなかった場合、盗難後に遠隔でオンにすることはできず、「探す」による位置確認・紛失モード・遠隔消去は利用できません。すぐにApple Accountのパスワードを変更し、メールやSNSなども必要に応じてパスワード変更・ログイン中の端末の確認を行ってください。

「探す」がオンだった場合も、Apple Accountの連絡先やセキュリティ情報に覚えのない変更があれば、情報を修正し、パスワードを変更します。

盗難後の偽SMSに注意!「探す」からiPhoneを削除しない

盗難後に「iPhoneが見つかりました」「返却のために認証してください」などの連絡が届いたら、内容を慎重に確認してください。Appleを装い、パスワードや認証コードを盗もうとする場合があります。

  • 不審なSMS・メール内のリンクからサインインしない。自分でiCloud.com/findを開いて確認する。
  • iPhoneのパスコード、Apple Accountのパスワード、確認コードを他人に教えない。
  • 相手に求められても、「探す」の一覧からiPhoneを削除しない。

「探す」から削除すると、第三者の再利用を制限するアクティベーションロックが解除されます。端末を消去する操作と、一覧から削除する操作は別です。盗まれたiPhoneの登録を、返却を名乗る相手の指示で外さないようにしてください。

iPhoneが戻らない場合の遠隔消去・補償の確認

取り戻すための手段を試しても見つからない場合は、個人情報を守るために遠隔消去を検討します。実行すると端末内のデータが消えるため、保存済みのバックアップなどを確認してから判断しましょう。

遠隔消去は、「探す」アプリやiCloud.com/findで対象のiPhoneを選び、消去の項目から操作します。端末がオフラインの場合は、次にオンラインになったときに消去が始まります。

iOS 15以降では、消去後も「探す」で位置を確認できる場合があります。消去後もアクティベーションロックを維持するため、iPhoneを「探す」の一覧から削除しないでください。

AppleCare+盗難・紛失プランや通信事業者の補償に加入している場合は、対象条件と申請手順を確認します。AppleCare+盗難・紛失プランの申請中は、補償請求が完全に承認されるまで「探す」やApple AccountからiPhoneを削除しないでください。

今後に備えるiPhoneの盗難・紛失対策

盗難後にできる操作は、事前の設定によって変わります。iPhoneが見つかったときや、新しい端末を用意したときは、「探す」と盗難デバイスの保護を確認しましょう。

「探す」ネットワークと「最後の位置情報を送信」をオンにする

「設定」→自分の名前→「探す」→「iPhoneを探す」で、次の項目を確認してください。

  • iPhoneを探す:位置確認や遠隔での紛失モード・消去に備える。
  • 「探す」ネットワーク:対応機種で、オフラインや電源オフ時にも探せる可能性を高める。
  • 最後の位置情報を送信:バッテリー残量が少なくなったときに、位置情報を送信する。

「盗難デバイスの保護」を有効にする

iOS 17.3以降で利用できる盗難デバイスの保護は、パスコードを知られても重要な操作を制限する機能です。対象の操作にFace ID・Touch IDを求め、Apple Accountのパスワード変更などには待機時間を設けます。

「設定」の「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」から、現在の設定を確認できます。場所に関係なく追加の保護を適用したい場合は「常に」の設定も確認しましょう。

あわせて、パスコードを人に見られないように入力し、iCloudやパソコンへのバックアップを続けておきましょう。鍵やバッグなど、持ち物の置き忘れ対策には紛失防止タグも役立ちます。

まとめ|iPhoneの盗難は紛失モード・回線停止・警察への届け出を急ごう

iPhoneを盗まれたら、まず紛失モードを有効にし、位置情報を保存して、回線停止と警察への届け出を進めましょう。電源を切られていても、対応機種と事前の設定によっては探せる場合があります。

知らない場所へ取り返しに行かないこと、パスコードや確認コードを他人に渡さないこと、「探す」から削除しないことも大切です。今後に備えて、盗難デバイスの保護とバックアップの設定を確認してください。

見つかったiPhoneに画面割れやバッテリーの不調がある場合は、iPhone修理アイサポへご相談ください。対応機種や修理内容、料金を確認し、大切なiPhoneを安心して使える状態に整えましょう。

iPhone修理なら【アイサポ】についてはコチラ>

iPhone修理店舗一覧

iPhone修理店舗一覧