「iPhoneのボイスメモを文字に起こしたい」「録音を聞き直しながら手作業で入力するのが大変」と感じていませんか。
現在のiPhoneでは、対応機種とOSの条件を満たしていれば、標準の「ボイスメモ」アプリだけで録音した音声を文字起こしできます。別の文字起こしアプリへ音声をアップロードする必要はなく、録音中のリアルタイム表示や、録音後の全文コピーにも対応しています。
結論からいうと、ボイスメモの文字起こしはiOS 18以降を搭載したiPhone 12以降で利用でき、現在は日本語にも対応しています。文字起こし自体にはApple Intelligence対応機種である必要はありません。
この記事では、iPhoneのボイスメモを無料で文字起こしする手順、過去の録音をテキスト化する方法、文字起こしボタンが表示されない場合の原因と対処法をわかりやすく解説します。
目次
- iPhoneのボイスメモは標準機能だけで無料で文字起こしできる
- ボイスメモの文字起こしに対応するiPhone・iOS・言語
- 録音しながらリアルタイムで文字起こしする方法
- 録音済みのボイスメモを文字起こしする方法
- 過去に録音したボイスメモも文字起こしできる
- 文字起こしに含まれる言葉から録音を検索できる
- Apple Intelligenceで文字起こしを要約する方法
- ボイスメモの文字起こしができない・ボタンがない原因
- iPhone 11以前でボイスメモを文字起こしする方法
- ボイスメモの文字起こし精度を上げる7つのコツ
- 標準機能・Mac・外部アプリのどれを選ぶべき?
- ボイスメモ・音声入力・通話録音の違い
- 録音した音声を同じiPhoneで再生しながら文字起こしできる?
- ボイスメモに声が入らない場合はマイクの状態も確認する
- 録音・文字起こしを行う前の注意点
- iPhoneのボイスメモ文字起こしに関するよくある質問
- まとめ|iPhone 12以降ならボイスメモを無料で文字起こしできる
iPhoneのボイスメモは標準機能だけで無料で文字起こしできる
iPhoneの「ボイスメモ」は、内蔵マイクや対応するヘッドセット、外部マイクを使って音声を録音できる標準アプリです。iOS 18以降では、対応機種で録音した音声をアプリ内で文字に起こせるようになりました。
標準の文字起こし機能を使うために、別のアプリをインストールしたり、有料プランへ申し込んだりする必要はありません。
| できること | 内容 |
|---|---|
| 録音中の文字起こし | 話している内容を録音しながらリアルタイムで表示できます。 |
| 録音後の文字起こし | 保存済みのボイスメモを開き、あとから文字起こしを確認できます。 |
| 全文のコピー | 文字起こしされた文章をまとめてコピーし、メモやメールなどへ貼り付けられます。 |
| 一部分だけコピー | 必要な文章だけを選択してコピーできます。 |
| 文字起こし内の検索 | 録音タイトルだけでなく、文字起こしに含まれる言葉でも録音を検索できます。 |
| 発言位置から再生 | 文字起こし内の語句を選ぶと、対応する音声の位置へ移動できます。 |
| 過去の録音の文字起こし | iOS 17以前に録音したボイスメモも、条件を満たせば自動で文字起こしされます。 |
会議やインタビュー、授業、自分用の音声メモなどを、録音データとテキストの両方で確認したいときに便利です。
ボイスメモの文字起こしに対応するiPhone・iOS・言語
ボイスメモの文字起こしは、すべてのiPhoneで利用できるわけではありません。まずは、使用している機種とiOSが対応条件を満たしているか確認しましょう。
| 確認項目 | 対応条件 |
|---|---|
| 対応機種 | iPhone 12以降 |
| 対応OS | iOS 18以降 |
| 日本語 | 対応 |
| 利用料金 | 標準機能のため追加料金なし |
| 過去のボイスメモ | iOS 17以前の録音も、音声が含まれていれば文字起こし可能 |
| Apple Intelligence | 文字起こしだけなら不要 |
iPhone 11シリーズ以前では、iOSを新しくしてもボイスメモの標準文字起こしは利用できません。OSだけでなく、iPhone本体も対応している必要があります。
使用している機種は、次の手順で確認できます。
- 【1】「設定」アプリを開く
- 【2】「一般」をタップする
- 【3】「情報」をタップする
- 【4】「機種名」を確認する
iOSのバージョンも、同じ「情報」画面にある「iOSバージョン」で確認できます。
日本語以外で対応している言語
Appleの現行案内では、日本語のほか、英語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語に対応しています。
ただし、国や地域によって利用できない場合があります。また、複数の言語が頻繁に入り交じる音声や、方言、専門用語、固有名詞などは正しく認識されないことがあります。
文字起こしだけならApple Intelligenceは必要ない
ボイスメモの文字起こし機能とApple Intelligenceは別の機能です。
文字起こしだけであれば、Apple Intelligenceに対応していないiPhone 12、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15などでも利用できます。競合記事の中には「Apple Intelligence対応機種でなければ文字起こしできない」と説明しているものがありますが、現在のApple公式案内では、文字起こしの対応条件はiPhone 12以降です。
一方、文字起こしした文章をApple Intelligenceの作文ツールで要約・校正する場合は、Apple Intelligence対応機種が必要です。Apple公式の現行案内では、iPhone 15 Proモデル、iPhone 16モデル以降が対応しています。
録音しながらリアルタイムで文字起こしする方法
会議やインタビューの内容を、その場で文字として確認したい場合は、録音中に文字起こしを表示できます。
- 【1】iPhoneで「ボイスメモ」アプリを開く
- 【2】画面下部の録音ボタンをタップする
- 【3】録音が始まったら、波形の上部から上へスワイプする
- 【4】「文字起こし」ボタンをタップする
- 【5】録音中の音声がテキストで表示されることを確認する
- 【6】録音を止める場合は一時停止ボタンをタップする
- 【7】録音を続ける場合は「再開」、保存する場合は「完了」をタップする
文字起こし画面では、録音中の音声に合わせて新しい言葉が表示されます。波形表示へ戻したい場合は、もう一度「文字起こし」ボタンをタップしてください。
文字起こしを表示していない状態でも録音データは保存されます。録音終了後に、あとから文字起こしを確認することも可能です。
録音済みのボイスメモを文字起こしする方法
すでに保存されているボイスメモは、録音を開いて文字起こしを表示します。
- 【1】「ボイスメモ」アプリを開く
- 【2】文字起こししたい録音をタップする
- 【3】「その他」のボタンをタップする
- 【4】「文字起こしを表示」をタップする
- 【5】文字起こしされた内容を確認する
文字起こしの中で語句を選択すると、その発言に対応する音声の位置へ再生ヘッドが移動します。長い会議録音の中から、確認したい発言を探すときにも便利です。
文字起こし全文をコピーする方法
文字起こしした文章を議事録やメモに移したい場合は、全文をまとめてコピーできます。
- 【1】「ボイスメモ」アプリで対象の録音をタップする
- 【2】「その他」のボタンをタップする
- 【3】「文字起こしをコピー」をタップする
- 【4】「メモ」「メール」「Pages」など、貼り付け先のアプリを開く
- 【5】入力欄を長押しして「ペースト」をタップする
全文をコピーして別のアプリへ貼り付ければ、誤認識された言葉の修正や、見出しの追加、文章の整理がしやすくなります。
必要な部分だけコピーする方法
- 【1】対象の録音から「文字起こしを表示」を開く
- 【2】コピーしたい文字を長押しする
- 【3】選択範囲を調整する
- 【4】「コピー」をタップする
- 【5】メモやメールなどへ貼り付ける
議事録に必要な結論部分だけを抜き出したい場合や、重要な発言だけを共有したい場合に便利です。
過去に録音したボイスメモも文字起こしできる
文字起こし機能が追加される前に保存した録音でも、対応するiPhoneで開けば文字起こしできる場合があります。
Apple公式では、iOS 17以前のボイスメモで録音されたデータについても、録音内に人の発話が含まれていれば、ボイスメモで自動的に文字起こしされると案内しています。
- 【1】iPhoneを最新のiOSへアップデートする
- 【2】「ボイスメモ」アプリを開く
- 【3】過去の録音をタップする
- 【4】「その他」のボタンをタップする
- 【5】「文字起こしを表示」または「文字起こしをコピー」があるか確認する
録音を開いてもすぐに表示されない場合は、音声が正常に再生できるか確認したうえで、しばらく待ってから録音を開き直してください。
音楽、環境音、ほとんど無音の録音など、人の発話として認識できる音声が含まれていない場合は、文字起こしされないことがあります。
文字起こしに含まれる言葉から録音を検索できる
ボイスメモでは、録音タイトルだけでなく、文字起こしされた文章に含まれる言葉からも録音を検索できます。
- 【1】「ボイスメモ」アプリを開く
- 【2】録音一覧の先頭から下へスワイプして検索欄を表示する
- 【3】探したい言葉を入力する
- 【4】検索結果から対象の録音を選ぶ
- 【5】文字起こしを表示して該当部分を確認する
例えば、会議で話した商品名、取引先名、日付、課題などを入力すれば、その言葉が文字起こしに含まれる録音を探せます。
文字起こし内の語句を選択すると対応する音声位置へ移動できるため、長時間の録音を最初から聞き直す必要もありません。
Apple Intelligenceで文字起こしを要約する方法
Apple Intelligence対応機種では、ボイスメモの文字起こしと作文ツールを組み合わせて、内容を要約したり、文章を校正したりできます。
Apple Intelligenceの利用には、対応機種、対応するiOS、十分な空き容量、対応言語などの条件があります。2026年7月時点で、iPhoneではiPhone 15 Proモデル、iPhone 16モデル以降が対応しています。
- 【1】「設定」を開く
- 【2】「Apple IntelligenceとSiri」をタップする
- 【3】Apple Intelligenceがオンになっていることを確認する
- 【4】「ボイスメモ」で文字起こしを表示する
- 【5】要約したい文字起こしを選択する
- 【6】「作文ツール」を開く
- 【7】表示されるメニューから「要約」などを選ぶ
作文ツールを利用すると、長い文字起こしから概要を作成したり、重要なポイントを整理したりできます。
ただし、AIによる要約では重要な発言が省略されたり、内容が正確に反映されなかったりする可能性があります。日時、金額、氏名、契約条件などの重要情報は、必ず元の録音と照合してください。
Apple Intelligenceに対応していないiPhoneでも、文字起こし全文をコピーして、別の文章編集ツールなどで整理することは可能です。
ボイスメモの文字起こしができない・ボタンがない原因
「文字起こしを表示」が見つからない場合は、故障と判断する前に、対応機種やiOS、録音状態を順番に確認しましょう。
| 主な原因 | 確認・対処方法 |
|---|---|
| iPhoneが対応していない | iPhone 12以降か確認します。 |
| iOSが古い | iOS 18以降へアップデートします。 |
| 対応していない言語・地域 | 録音された言語と利用地域が対応しているか確認します。 |
| 音声が不鮮明 | 録音を再生し、人の声がはっきり入っているか確認します。 |
| 文字起こし処理が終わっていない | 少し待ってから録音を開き直します。 |
| 一時的なシステム不具合 | アプリの再起動、iPhoneの再起動、iOS更新を試します。 |
| マイクや接続機器の問題 | Bluetooth機器や外部マイクを外して再度録音します。 |
iPhone 12以降か確認する
ボイスメモの文字起こしは、Apple公式の案内上、iPhone 12以降が対象です。iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxなどでは、文字起こしボタンが表示されません。
「設定」から「一般」→「情報」と進み、「機種名」を確認してください。
iOS 18以降へアップデートする
対応機種でも、iOSが古いままでは文字起こし機能を利用できません。
- 【1】「設定」を開く
- 【2】「一般」をタップする
- 【3】「ソフトウェアアップデート」をタップする
- 【4】利用できるアップデートがあれば、バックアップを確認してから実行する
アップデートには通信環境、バッテリー残量、ストレージの空き容量が必要です。重要なデータは事前にバックアップしておきましょう。
新しく短い音声を録音して確認する
特定の録音だけ文字起こしできない場合は、新しく短い音声を録音して切り分けます。
- 【1】静かな場所でボイスメモを開く
- 【2】iPhoneに向かって、はっきりした声で30秒程度話す
- 【3】録音を保存する
- 【4】「文字起こしを表示」が出るか確認する
新しい録音では文字起こしできる場合、iPhone本体ではなく、元の録音の音質や内容に原因がある可能性が高いでしょう。
ボイスメモとiPhoneを再起動する
対応条件を満たしているのにボタンが表示されない場合は、ボイスメモを一度終了して開き直します。それでも改善しない場合は、iPhoneを再起動してください。
再起動後も改善しない場合は、利用可能なiOSアップデートがないか確認します。
録音に人の声が入っているか確認する
文字起こしは、人が話している音声をテキストに変換する機能です。録音を再生して、次のような状態になっていないか確認しましょう。
- 音声がほとんど聞こえない
- 周囲の騒音で声が埋もれている
- 複数人が同時に話している
- iPhoneが発言者から離れすぎている
- ケースや指でマイクをふさいでいる
- 音楽や環境音だけが録音されている
Bluetooth機器や外部マイクを外す
Bluetoothイヤホン、ヘッドセット、外部マイクなどが接続されていると、iPhone本体ではなく接続機器側のマイクで録音される場合があります。
想定していたマイクと違う場所から音を拾っていると、声が小さくなり、正確に文字起こしできません。接続機器を一度外し、iPhone本体だけで録音して確認してください。
iPhone 11以前でボイスメモを文字起こしする方法
iPhone 11シリーズ以前では、ボイスメモの標準文字起こしを利用できません。ただし、対応するMacや外部の文字起こしサービスを使う方法があります。
Appleシリコン搭載Macで文字起こしする
macOS 15以降を搭載したAppleシリコン搭載Macでは、Mac版のボイスメモで文字起こしできます。文字起こし非対応のiPhoneで作成した録音も、対応するMacで開けば自動的に文字起こしされます。
- 【1】iPhoneとMacで同じApple Accountにサインインする
- 【2】iCloudで「ボイスメモ」の同期をオンにする
- 【3】Macで「ボイスメモ」アプリを開く
- 【4】同期された録音を選択する
- 【5】「文字起こし」ボタンをクリックする
- 【6】必要な文章を選択してコピーする
MacはAppleシリコン搭載モデルが必要です。Intelプロセッサ搭載Macは、標準の文字起こしに対応していません。
外部の文字起こしサービスを使う
対応するMacがない場合は、ボイスメモを音声ファイルとして保存し、外部の文字起こしアプリやサービスへ取り込む方法があります。
- 【1】「ボイスメモ」で対象の録音を選ぶ
- 【2】「その他」のボタンをタップする
- 【3】「共有」をタップする
- 【4】「ファイルに保存」を選ぶ
- 【5】保存した音声を対応する文字起こしサービスへ取り込む
利用できる録音時間、対応する音声形式、話者の識別、要約、料金などはサービスごとに異なります。会議や顧客対応などの機密情報を扱う場合は、音声の保存期間、第三者提供、AI学習への利用、削除方法なども確認してください。
ボイスメモの文字起こし精度を上げる7つのコツ
自動文字起こしの精度は、元の録音状態に大きく左右されます。次のポイントを意識して録音しましょう。
1.iPhoneを発言者の近くに置く
発言者とiPhoneの距離が遠いほど、声が小さくなり、周囲の音が入りやすくなります。Appleも、録音レベルを調整する方法として、マイクを録音対象に近づけたり離したりする方法を案内しています。
会議では、机の端ではなく、参加者の声を均等に拾いやすい位置へ置きましょう。
2.できるだけ静かな場所で録音する
テレビ、音楽、空調、車の走行音、周囲の会話などが入ると、声を正確に認識しにくくなります。会議室のドアを閉めるなど、可能な範囲で雑音を減らしてください。
3.複数人が同時に話さない
発言が重なると、それぞれの言葉を正しく認識できないことがあります。会議やインタビューでは、一人ずつ話すようにすると文字起こししやすくなります。
4.マイクを指やケースでふさがない
録音中にiPhoneを手で持つ場合は、マイク部分を指で覆わないように注意してください。ケースや保護アクセサリがマイク穴をふさいでいないかも確認しましょう。
5.必要に応じて外部マイクを使う
広い会議室や講義会場など、iPhoneを発言者の近くへ置けない場合は、iPhone対応の外部マイクを使う方法もあります。
購入するときは、使用しているiPhoneの端子、対応OS、録音アプリへの対応状況を確認してください。
6.「声を分離」が表示される場合は活用する
対応する環境では、ボイスメモの録音中にコントロールセンターを開き、「ボイスメモ」から「声を分離」を選択できます。周囲の音を抑えて声を録音したい場合に役立ちます。
環境音も残したい場合は「ワイドスペクトル」を利用できますが、対応状況はiPhoneのモデルによって異なります。
7.固有名詞・数字・重要事項は音声と照合する
人名、会社名、商品名、専門用語、電話番号、日付、金額などは誤変換されることがあります。文字起こしをそのまま議事録や契約資料として使用せず、重要な部分は元の音声を再生して確認しましょう。
標準機能・Mac・外部アプリのどれを選ぶべき?
| 方法 | 向いているケース | 主な注意点 |
|---|---|---|
| iPhone標準のボイスメモ | 追加料金をかけず、録音から文字起こしまでiPhoneで完結したい | iPhone 12以降とiOS 18以降が必要 |
| Appleシリコン搭載Mac | 非対応iPhoneの録音を文字起こししたい、Macで文章を編集したい | macOS 15以降のAppleシリコン搭載Macが必要 |
| 外部の文字起こしアプリ | 話者識別、特定形式の読み込み、議事録作成などの機能が必要 | 料金、時間制限、音声データの取り扱いを確認する |
一人の声や短い会議を手軽に文字へ起こすなら、まずはiPhone標準のボイスメモで十分です。
複数人の話者名を自動で分けたい場合や、社内用の議事録形式へ自動整理したい場合は、その機能に明確に対応した外部サービスを検討しましょう。
ボイスメモ・音声入力・通話録音の違い
iPhoneには音声に関する複数の機能がありますが、それぞれ用途が異なります。
| 機能 | 主な用途 | 音声データ | 文字起こし |
|---|---|---|---|
| ボイスメモ | 会議、授業、インタビュー、自分の声などを録音する | ボイスメモ内に保存される | 対応機種では録音中・録音後に表示可能 |
| キーボードの音声入力 | 話した言葉を入力欄へ直接入力する | ボイスメモのような録音としては残らない | 話した内容が直接テキストになる |
| 通話録音 | 電話や対応する通話を録音する | ボイスメモとは異なる場所に保存される | 対応条件や手順がボイスメモとは異なる |
ボイスメモは、iPhoneの周囲で聞こえる声や音を録音するアプリです。電話アプリでの通話を録音する機能とは異なります。
録音した音声を同じiPhoneで再生しながら文字起こしできる?
ボイスメモで録音中に、同じiPhoneの別アプリで音楽や動画などの音声再生を始めると、ボイスメモの録音は停止します。
そのため、YouTube動画や別アプリ内の音声を同じiPhoneで再生し、スピーカーから出た音をボイスメモで録音する方法には向いていません。
自分が利用する権利を持つ音声ファイルを文字起こししたい場合は、音声ファイルの取り込みに対応するサービスを利用してください。動画や音声の保存・文字起こしを行う際は、著作権やサービスの利用規約にも注意が必要です。
ボイスメモに声が入らない場合はマイクの状態も確認する
録音は作成できるものの、再生しても声が聞こえない場合は、文字起こし機能ではなくマイク側に原因がある可能性があります。
- 【1】録音を再生し、音声が入っているか確認する
- 【2】「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を確認する
- 【3】Bluetoothイヤホンや外部マイクを外す
- 【4】ケースや保護アクセサリがマイクをふさいでいないか確認する
- 【5】iPhoneを再起動する
- 【6】iOSを最新バージョンへ更新する
- 【7】カメラで動画を撮影し、音声が入るか確認する
マイク穴の清掃を行う場合は、針やピンなどの鋭利なものを差し込まないでください。内部部品を傷つけるおそれがあります。
ボイスメモだけでなく、通話や動画撮影でも声が入らない場合や、落下・水濡れ後から症状が出ている場合は、マイクや内部部品が故障している可能性があります。
録音・文字起こしを行う前の注意点
会議、授業、インタビュー、商談などを録音する場合は、事前に相手や主催者の許可を得ておくことが大切です。社内規程、施設のルール、守秘義務、個人情報の取り扱いなども確認してください。
文字起こしした内容を第三者へ送る場合は、氏名、住所、電話番号、業務上の機密情報などが含まれていないか確認しましょう。
外部の文字起こしサービスを利用するときは、音声ファイルがサービス提供者のサーバーへ送信される場合があります。重要な音声をアップロードする前に、プライバシーポリシーやデータ削除方法を確認してください。
iPhoneのボイスメモ文字起こしに関するよくある質問
iPhoneのボイスメモを文字起こしするときによくある疑問をまとめました。
Q. ボイスメモの文字起こしは無料ですか?
iPhone標準のボイスメモを使う場合、文字起こしのための追加料金や月額料金はかかりません。対応するiPhoneとiOSがあれば利用できます。
外部の文字起こしアプリやサービスを利用する場合は、無料枠や料金体系がサービスごとに異なります。
Q. iPhone 11でもボイスメモを文字起こしできますか?
Apple公式の標準文字起こしはiPhone 12以降が対象のため、iPhone 11シリーズでは利用できません。
Appleシリコン搭載Macへボイスメモを同期して文字起こしするか、音声ファイルを外部の文字起こしサービスへ取り込む方法を利用してください。
Q. iOS 17以前に録音したボイスメモも文字起こしできますか?
できます。Apple公式では、iOS 17以前に作成した録音も、対応するiPhoneで開き、人の発話が含まれていれば自動的に文字起こしされると案内しています。
Q. Apple Intelligenceをオンにしないと文字起こしできませんか?
文字起こしだけならApple Intelligenceは必要ありません。iPhone 12以降とiOS 18以降などの条件を満たしていれば利用できます。
Apple Intelligenceが必要になるのは、作文ツールを使って文字起こしを要約・校正する場合です。
Q. 文字起こしされた文章を直接修正できますか?
ボイスメモ内では、文字起こしの表示やコピーが中心です。文章を修正したい場合は、全文または必要な部分をコピーし、「メモ」や文章作成アプリへ貼り付けて編集する方法が確実です。
Q. 複数人の発言を話者ごとに分けられますか?
標準のボイスメモだけで議事録として利用する場合は、コピー後に発言者名を追加するなどの確認・編集が必要です。
話者ごとの自動識別が必要な場合は、話者識別機能に対応していることを明記した外部の文字起こしサービスを検討してください。
Q. 文字起こしボタンがあるのに文章が表示されません
録音内の声が小さい、雑音が多い、複数人の声が重なっている、発話がほとんど含まれていないなどの可能性があります。
まず録音を再生して声が明瞭に聞こえるか確認し、新しく短い音声を録音して同じ症状が起こるか試してください。
Q. 文字起こしした内容はどこに保存されますか?
文字起こしは、ボイスメモ内の録音と関連付けて表示されます。別の文章として保存したい場合は、「文字起こしをコピー」を選び、メモやメール、文章作成アプリなどへ貼り付けてください。
Q. ボイスメモの文字起こしに時間制限はありますか?
Appleは、ボイスメモの文字起こしについて一律の最大時間を公式案内していません。実際の動作は録音時間、空き容量、端末の状態などによって変わる可能性があります。
重要な長時間録音を行う場合は、事前にストレージの空き容量を確認し、短いテスト録音で文字起こしできることを確かめておきましょう。
まとめ|iPhone 12以降ならボイスメモを無料で文字起こしできる
iOS 18以降を搭載したiPhone 12以降では、標準のボイスメモだけで音声を無料で文字起こしできます。録音中のリアルタイム表示だけでなく、録音後の確認、全文コピー、過去の録音の文字起こし、文章内の検索にも対応しています。
Apple Intelligenceは文字起こし自体には必要ありません。対応機種では、文字起こし後の要約や文章整理にApple Intelligenceの作文ツールを活用できます。
文字起こしボタンが表示されない場合は、対応機種、iOSのバージョン、録音されている言語、音声の状態を順番に確認してください。
録音を再生しても声が聞こえず、通話や動画撮影でも同じ症状が起こる場合は、マイクや内部部品の故障が考えられます。落下や水濡れ後に症状が出た場合は、お早めにアイサポへご相談ください。
iPhoneイヤースピーカー/イヤホンジャック交換修理について
その他にも以下の症状に当てはまるものがあればお問合せください。
・相手や自分の声が聞こえない
・電話の声が聞こえない
・音楽が聴けない
・音が出ない
・ヘッドセットが使えない
・ヘッドセットから音が出ない
・電話出来ない
・通話出来ない







